気がつけば、大晦日も終わり、新年が明けていました。昔はがんばって年末年始にも更新していたのですが、今回はなかなかそういう気にもなれず…という感じでした。とはいえ、27日に展覧会が終わってから何もしていなかったわけではなく、展覧会直前に届いたAndroid Dev Phone 1でいろいろと遊んでいました。もともとAndroidにはそんなに強い興味があったわけではなく、成り行きで購入してしまったのですが、これは想像していた以上によくできていますね。iPhoneのようにセクシーな感じではありませんが、Windows Mobileと比較すると雲泥のできだと思います。
とりあえず作ってみたのは「加速度センサを使って急激に動かした時に音を出す」というものですが、フレームワーク自体がよくできていてサンプルもなかなか豊富に揃っているため、とりあえずのものは簡単にできました。
最初、MP3で再生していたらレイテンシがかなり発生し、ちょっとがっかりしていました。しかし、これは勘違いで、よくよくデバッグ出力を見ると「WARN/AudioTrack(2920): obtainBuffer timed out (is the CPU pegged?)」という警告が頻発していました。そこで、ファイル形式を(よりCPU負荷の軽い)WAVやOGGに変更したら問題なくなりました。もともとゲームでの利用も想定されていることもあり、レイテンシもなかなかに短くていい感じです(ProcessingでMinimを利用した時と比較するとかなり短くて体感ではFlash Player程度)。また、MP3だとどのエンコーダでも頭に余計な空白が入ってしまうのですが、WAVやOGGであればそうした問題も無いようです。
などなど、ついついメディア系APIやセンサ系APIが気になってそちらから調べて試してみているのですが、AS3の(というかFlash Playerで利用できる)メディア系APIと比較してもシンプルでいい感じなのではないかと思います。実機でのデバッグも、USBケーブルでつなげばいきなり実機に転送されて動き出すため、エミュレータもほとんど使ってません。文法も、ちょっと前だと「Javaはどうもなぁ〜」とか適当なことを申しておりましたが、Funnelの開発ですっかりEclipseに慣れたのもあってとても快適です。
今年はあちこちからAndroidを搭載したケータイが出てくるみたいなので期待しているんですが、ケータイ以外の用途も(というよりこれが)かなり面白いんじゃないかと思ってます。実際に、先日の展覧会で展示されたようなプロトタイプであれば、PCを利用していたもののかなりの部分はこうしたもので置き換えられるのではないかと思います。もちろん、PC上でFlashとかMax/MSPとかを使うのと比較するとそれなりに難易度は上がると思いますが、ベースになるサンプルがあってそれを変更していく、という方式で、かつ近くに質問できる人がいれば実はそんなに大変ではないのではないか…と思っています。
ということで、次は順当にBeagle Board購入かなぁと思っているところです。
展示会ではお世話になりました.
さすがに対応が早いですね.今後のGainerやFunnel IOへの対応が楽しみです.
とはいえBeagleのような感じのリファレンスボードが欲しいところですね.
投稿: なべ | 2009.01.06 (23:36)
>なべさん
リファレンスはあるといいですよね。そうした意味で、Beagle Boardは価格も手頃で入手性もよいですので、しばらくはDev Phone 1とこれをプラットフォームとしてあれこれ可能性を探っていこうと思っております。今後ともよろしくお願いします。
投稿: kogoro.kotobuki | 2009.01.09 (15:27)