「電子工作大図鑑」は子供の科学に5年間連載された連載記事の内容を再編集したもので、60種類以上の電子工作が紹介されています。「子供の科学」ということで、子供向けということにはなっているのですが、実際に作るにはそれなりに時間がかかりそうなものが多く、大人が作ってもかなり楽しめそうな気がします。内容は、光、音、動きなど、様々な分野にわたっています。
自分で同じようなものを作ろうとした場合、ついつい「なるべく周辺回路は少なくして後はマイコンのソフトで…」と考えてしまうのですが、この本の場合はトランジスタと基本的なICだけで構成されています。記事の中で、回路の細かい説明がなされているわけではありませんので、ブラックボックスとして扱ってしまえば、説明どおりに作るだけの人にとってはどちらも同じなのかもしれません。しかし、そこから自分なりに発展させようとしたときに、全てハードウェアで完結しているほうが一貫性があっていいような気がします。
また、センサに関しても、CdSなどの基本的かつ安価なもので様々な工夫がなされていたり、振動センサを簡単な材料で自作する方法が紹介されていて、そうした面でもいろいろと参考になりました。
製作例ではユニバーサル基板や感光基板で組み立てる説明になっていますが、ブレッドボード上に組んでみて、あれこれアレンジを試してみる、というのも面白そうですね。

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