funnel
gainer v1の開発中から、「ワイヤレスには対応しないんですか?」という質問を何件かいただきました。ワイヤレス化が実現できると、「一見スタンドアロンで動いているように見えるが実は複雑な処理は全てPCで行う」というスタイルのプロトタイピングにも使えるようになります。とはいえ、安定してたバッテリー駆動を実現するには、いろいろと課題があることもわかっていましたので、gainer v1が一段楽するまでは…と保留していました。
まだまだgainer v1にも課題が残っているのですが、かといって次を準備しないわけにも行きませんので、そろそろ取り掛かろうと思います。まずは、最初のバージョンをできるだけ短期間で作ってしまい、実際に使いながら改良していきたいと考えています。
昨日読み終わった「イノベーションの達人!」でも、次のように書かれています。
ブレーン・ストーミングは監督の道具箱に入っている多くの道具の一つに過ぎない。どうも過小評価されていて見過ごされがちなもう一つの機会が、名前の持つ力である。チームやプロジェクトに提案された新製品に動きやカラフルな名前をつけると、ある種の勢いが出やすいのだ。
ということで、コードネームをどうしようかちょっと悩みましたが、これを決めないとSVN(バージョン管理システム)にも登録できませんので、あっさりと「funnel」に決めました。funnelという単語は、英和辞書には「じょうご」のような意味しか記載されていないかもしれません。gainerはご存知の方はご存知の「OVERMANキングゲイナー」という作品にちなんで名づけましたが、今回のfunnelに関してはWikipedia.jpの記事を参照してください(笑)。
それはともかく、基本的な構成としては、とりあえず次のようなものを考えています。
- マイコンはSOIC版であるCY8C29466-SXI
- 無線通信モジュールはKC WirefreeのKC21
KC21は、以前にもテストしていたBluetoothモジュールなのですが、入手しやすく、価格も安い(1個購入時でも5000円、50個なら4500円)ということで選択しました。用途によっては、(到達距離や消費電力などの問題で)別の無線モジュールを選択する必要が出てくるかもしれませんが、その時はその時ということで…。Promi-ESD-02もよさそうではあるのですが、国内で入手するとKC21の倍近い価格になってしまうことがわかりましたので、まずはKC21でがんばってみようと思います。
CY8C29466-24SXIは、ちょっと前まではDigi-Key.comから購入するしかありませんでしたが、最近W-FIELD.COMでの取り扱いが始まりました(@700円)。SOICパッケージを使ってどこまで小さくできるのか?というのは以前実験したことがあったのですが、この時はOLIMEXの10milルール準拠で700milが限界でした。今回は、最初の試作はMITSの基板加工機で削り出すことになりそうですので、まずはちょっと大きめのものからやってみようと思います。本当は、SSOP版が入手できると簡単に小型化できるのですが、Digi-Key.comでも取り扱いがなく、入手性に難がありそうです。
現時点の悩みは、バッテリーをどうするかです。KC21は3.3V駆動ですので、PSoCマイコンを3.3V駆動にしてしまえば、3.3Vで統一できます。しかし、白色LEDなどをコントロールする場合、やっぱり5Vも必要になるかもしれません。基本を3.3Vにしつつ、DC/DCコンバータで5Vを別途生成するという方法もありそうですが、効率などを考えるともったいないよなぁ…などと考えると悩ましいところです。
とりあえずは、充電池ではなくリチウム電池などで駆動するようにしつつ、何かうまい方法を見つけていく必要がありそうだなぁと思っているところです…。
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