東京エレクトロンデバイスの横浜営業所で開催されたImpulse C + SUZAKUのワークショップに参加してきました。Impulse Cは、C言語でハード/ソフトの協調設計を行える仕様で、CoDeveloperがそれに対応する(今のところ唯一の)ツールです。ANSI Cに必要最小限の機能追加で実現されているため、覚えなければならない約束事が少ないのが特徴です。また、価格も、一年間のライセンスで数十万円と、この手のツールとしては結構お手ごろなのも嬉しいところです。
最後の課題では、簡単な画像処理(エッジ検出)のアルゴリズムをSUZAKUに転送して、SUZAKU上のMicroBlaze + uCLinuxで動作させてFTPでファイルをやり
とりする、というところまでをやりました。実際には、セミナーの時間が限られているために、一から全て作業するのではなく、料理番組方式だったのですが、
大体の感触は分かりました。
CoDeveloperで担当するのは、コーディング、シミュレーション、HDLの生成、XilinxのISEやEDKで使用するプロジェクトに必要なファイルのエクスポート、までですので、そこから先はXilinxの普通のツールを使うことになります。自分の担当する仕事が、「あるアルゴリズムをハードウェア向けにチューニングしてFPGA上で動かして検証する」までであれば作業手順としては(覚えてしまえば)結構簡単そうです。しかし、(何らかの評価ボードを使用したとしても)マイコンを扱う感覚でスタンドアローンで動作するものまで一通り完成させるには、かなりたくさんのことを覚える必要がありそうだなぁ、というのが率直な印象でした(FPGAそのものからuCLinuxまで全部ですからあたりまえといえばあたりまえなのですが)。
とはいえ、ANSI Cに比較的近いC言語でかなりの部分を設計できて、研究用ならば十分に購入可能な価格で提供されているのはやっぱり魅力的です。評価版を入手して、実際に自分で一から試してみようかな、と思っております。
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