Cypressのオンラインショップで注文可能になったのを見つけてついつい注文してしまったCY3212-CapSenseが昨日届きました。CY3212-CapSenseは、ネットセミナーの資料などに登場していて、かなり興味を持っていました。CapSenseは、PSoCの一部のラインナップに搭載されている、静電容量型のセンサをほぼワンチップで実現できる機能で、最近話題のiPod nanoにも搭載されて、小型化の実現に一役買っているようです(参照:Ars Technicaの記事)。
注文時には「まだ在庫はないけど注文は受け付けるよ」ということでしたので、結構待たされるのかと思いましたが、注文(9/6/2005 5:22:46 PM)から一週間足らずで届きました。
パッケージのデザインなどは他の評価キットなどと同じような感じなのですが、10$キットやPSoCEval1などと比較すると横方向に大きなものでした。
内容物は次のようになっています。PSoCの評価キットなどを注文すると、必ずといっていいほどMiniProgが付いて来ますので、どんどん増えます。今のところ3個です(笑)。たくさんあっても特に困るものではありませんので、今のところはOKです。
- CapSense Training board
- LCD Module
- MiniProg programming unit
- USB cable
- PSoC Designer CD-ROM
- PSoC Support CD-ROM(2005.9.15現在欠品?)
- Getting Started Guide
メインであるCapSense Training boardはこんな感じです。LCD Moduleを載せた状態で撮影していますが、これを外してしまうと、本当に基板の右上部分だけにしか部品が実装されていません。数少ない部品の中には、ACアダプタを接続したときのための電源周りの回路なども含まれますので、改めて部品点数の少なさに驚きです。なお、基板に実装されているPSoCはCY8C21001という、普通のカタログには載っていないタイプのデバイスです(PSoC Programmerなどでは21x43として扱います)。ICEにも接続できるようになっていますので、評価ボード専用のオンチップデバッグ機能搭載型のパッケージということなのかなと想像します。コネクタは、ICEに接続するためのモジュラーコネクタのほか、MiniProgとI2C用が用意されています。
基板の裏面はこのような感じです。これまた全くと言っていいほど何もなく、非常にシンプルです。以前、QT401の評価キットを試したときにも結構シンプルだなと思いましたが、PSoCのCapSenseは基板のパターンだけで実現できるあたり、かなり魅力的です。もちろん、その分だけパターンの引き方にはいろいろと制約があるのですが、一度自分でできるようにしてしまえば、その後は使いまわすだけですので、近日中に試してみたいと思っています(参照:AN2292)。
さて、この後は実際にサンプルのプロジェクトを動かして動作確認を…と思いましたが、どうやらPSoC Support CD-ROMが欠品しているようです。Cypressに連絡したところ、現地時間の明日にはすぐに確認して対処してくれるという返事が届きましたが、それまで待っているのもなんですので、Tele Training用に提供されている資料(Capacitive Touch Sensing with PSoC)を試してみました。
このTele Trainingでは、CapSenseによるスイッチの例とスライダーの例が紹介されています。さしあたって、サンプル・プロジェクトをビルドしてMiniProgで書き込んでみたところ、ちゃんと動作することが確認できました。とりあえず、LCD表示での確認による印象だけですが、レスポンスもかなり速いようです。なるほど、これは使い方次第でいろんな用途に使えそうです。


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