以前、気になって注文しておいたQuantum Research GroupのQT401という静電容量スライダー用のチップの評価キット(E401)がを試してみました。Digi-Keyからはすぐに発送されて三日後には手元に届いていたのですが、後回しになっていて今日になってしまいました。
まず、評価キットですが、こんな感じの外箱に入っています。なかなかコンパクトでいい感じです。チップの評価キットですから、パッケージングはどうでも良いといえばいいのですが、コンパクトにまとめっていると、その後の保管や移動に便利ですので、こうした配慮はうれしいです。
箱の中身はこのようになっています。評価用のスライダー(組み立て式)、マニュアル、インストール用&ドキュメントCD、USB-SPI I/F、USBケーブル、サンプルのチップ(2個)、SPIケーブル、といったものが入っています。
スライダー部分を構成する主な部品と、SPI-USB I/Fです。白いパーツは、ある程度厚みのあるアクリル板を切削加工機で削りだしたもののようで、よ~く見ると加工の跡が結構残っていました。このサイズなら、低価格の切削加工機でも十分対応できそうですので、オリジナルで作るときの参考になります。SPI-USB I/Fは結構コンパクトですが、ケーブルが10ピンですので、それなりにかさばります。また、ケーブル長も短いですので、評価の仕方によっては、ケーブルを自作する必要があるかもしれません。
スライダーの組み立て自体は結構簡単です。アクリル製のパーツに基板を貼り付けて(基板の裏紙をはがしてそのまま貼り付けるだけ)、ゴム足をペタペタと貼り付けるだけです。数分もあればできてしまうと思います。後は、基板上のコネクタにSPI-USB I/Fからのケーブルを接続すれば完了です。
基板部分をアップにしてみたものがこの写真です。実際に基板を見てみるまでは、結構特殊なものが必要なのかと思っていましたが、そうでもなさそうです。普通の片面基板でよさそうですので、近いうちに自分でも作ってみたいと思います。
スライダーの準備が完了したら、ソフトウェアをインストールして、実際に試してみることになります。これはテスト用アプリケーションの画面ですが、ウィンドウ下部に表示されているのがスライダーの値です。適切な状態でキャリブレーションを行い、必要に応じて閾値を設定することで、誤動作などは無く、快適に反応しました。
このような感じで、とりあえず評価キットは思っていた通りの動作をしてくれました。この手のセンサーを扱うのは、結構大変なんじゃないかと思っていましたが、こうした専用チップを併用することで、ずいぶん敷居が低くなって何とかなりそうな気がしてきました。
近日中に、カスタムのスライダー製作や、マイコンとのSPIでのやり取りなどを試してみたいと思います。






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