
世間の流れとはさっぱり関係なく勝手に自分なりの2004年流行モノランキングを発表して参りましたが、いよいよ最後となりました。これまた世間的にはそれほど話題になっていないかもしれませんが、来年にはぜひ流行して欲しいという願いを込めて選びました。
再会は躍動する魂。とき放て、Z!ということで、第一位は劇場版Zガンダムです。
思い起こせば、2003年の大晦日にも
大掃除シリーズ。ほんとは富野監督の直筆サインを探していたのだが見つからず、たまたま発見された最終巻を掃除の合間に読んだ。今年最後の小説。人の魂が重力から解き放たれる日は来ないのか?などと、たまたま見つけた小説版のZガンダムを読んだ勢いでアホなことを書いていましたが、その時にはまさか本当に20年前の作品が劇場版として公開されるとは思っていませんでした。
その後、正式な発表を知ったときには、期待半分、不安半分という感じでしたが、実際に試写会で観た直後の感想では大いに肯定的な印象に変わりました。
Zガンダムという作品は、最も多感な時期に、劇場版イデオンの発動篇と並んで自分が影響を受けてしまった作品として、半ばトラウマの様に心の中に残っていました。トラウマという表現が適切かどうかは分かりません。しかし、「リアルロボットものの先駆的作品」といわれながらも、なんだかんだいってロボットヒーローものの枠内にとどまっていて、それがエンターテイメント作品としての良いバランスを生み出していた(いわゆる)ファースト・ガンダムと比較して、Zガンダムは急に大人向けになってしまって、いろんな衝撃を受けました。
当時、レコア・ロンドの行動などはさっぱり理解できなかったのですが、20年が経って普通の大人になってしまった今では、(共感するかといえばそうではないかもしれませんが)よく理解できる様な気がします。また、当時は非常に目障りだった、男女の話や、延々と続いた救いのない戦争の陰鬱さも、見直してみるとそんなに嫌な要素ではなくなっていることに驚きました。結局のところ、この世界には男と女がいて、そしていつも戦争があって…という事実を実感せざるを得ない日々を送っている今、Zガンダムで描かれていたのは、(ニュータイプなどのSF的要素を除けば)普通の日常の人間ドラマだったのだ、ということに最近になって気がつきました。
劇場版は、「A New Translation」という言葉が示す様に、テレビ版とは異なる解釈と新しい作画が加わっていることで、想像以上に面白い作品が見られそうな気がしています。特に、新作部分でのキャラクターの微妙な心情を表現する芝居部分や、なんだかんだ言ってロボットものの最大の醍醐味である戦闘シーンが非常に迫力あるものになっていることによって、エンターテイメント性が非常に高いものになっていることが、この映画の一種爽快な印象につながっているのだと思います。
一般公開は2005年5月ということでもう少し先になってしまいますが、かつて少しでもZガンダムを観たことがある人は、ぜひ映画館に足を運んで観に行ってみることをお薦めします。勿論、自分でも少なくとももう一回は観に行こうと思っています。
以上、相変わらずさっぱり盛り上がらない2004年のランキングでした(笑)。この記事が自動投稿される頃には、実家でお正月を迎える準備をしている頃かと思います。それでは皆さんよいお年を!
moog博士を蹴落としてCLIEが健闘しているのには驚きましたが、最後はやはりZが一位でしたか。来年もZは熱くなりそうですね。
それでは良いお年を!
投稿情報: あとむ | 2004.12.31 21:11
すっかり年が明けました。今年もまたよろしくお願いします。
20年経ってもまだ愛される作品ってすげぇなぁ、と素直に思います。長く時間が経っても愛されるものを作りたいなぁ、と最近よく思います。
投稿情報: 寿 | 2005.01.01 12:35
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投稿情報: SoniaCrane | 2011.11.17 00:03