本日、MIDIおよび音響処理用のプログラミング環境であるMaxMSPの最新版である4.5、およびそれに対応した画像処理要機能拡張パッケージであるJitterの最新バージョンがリリースされました。MaxMSP 4.5では、メジャーバージョンアップとしてかなりの機能が追加されました。そのリストはこちらのページの説明にある通りなんですが、個人的に大きなものとしては、JavaおよびJavaScriptが使える様になったことがあります。
MaxMSPは、グラフィカルにプログラミングができるのが大きな特徴なのですが、グラフィカルであるというのは必ずしもいいことばかりではないと感じています。思いついたアイデアをちょっと試してみる小規模なものであれば非常に有効なのですが、複雑な条件判断を必要とする様な場合、標準のオブジェクトを組み合わせて行くだけだと、非常に複雑なパッチが出来上がってしまいます。複雑になってくると、デバッグも非常に大変になって来ますし、ちょっと見ただけではさっぱり分からないものが出来上がりがちです。
そうした場合、特定の機能だけを取り出して独自の外部オブジェクトとして作成すれば良いのですが、ここで従来はCodeWarriorを購入してCでのプログラミングを学習する必要がある、ということで、いきなり敷居の高いものになっていました。
それが、今回の4.5で、JavaおよびJavaScriptといったウェブ・アプリケーションの開発でもなじみに深い言語が使える様になったことで、ぐっと敷居が下がったと思うのです。また、Javaが使える様になったことで、ネットワーク系を始めとする豊富なライブラリが使える様になったというのは非常に大きいといえるでしょう。勿論、効率を考えるとCで書いたものにはかなわない場合も多いと思うのですが、そうした場合にはあとから順次必要な部分だけを置き換えて行くという方法でもいいでしょう。
去年、ロボット用のシーケンサーを作った時にもいろいろと苦労した部分があったんですが、この機会に一部をJavaで書いたものを作ってみたいと思っています。
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