MaxMSP 4.5で追加されたJavaによるオブジェクト開発ですが、実際にはコンパイルした.classをmxjというMaxMSPとJavaのブリッジを担当するオブジェクトの引数として渡す、というだけの簡単なものです。このためには、何らかのJava開発環境でコンパイルすることが必要になってくるのですが、Mac OS Xの場合には次の様な選択肢があります。
- 普通にjavacをそのまま使う
- Xcodeを使う
- Eclipseを使う
$ javac -classpath "/Library/Application Support/Cycling '74/java/lib/max.jar" hogehoge.javaの様にするだけですから、至って簡単です。そうでない場合には、残りの2つの統合環境のどちらかを使うことになると思うんですが、使ってみた感じとしては、様々な開発ができるXcodeはその分最初から結構複雑で、標準状態ではJavaだけをターゲットにしている(勿論プラグインで強力に機能拡張できますが)Eclipseが使いやすいのではないかと感じましたので、簡単に紹介します。
Eclipseで開発する場合、手順は至って簡単です(Eclipseそのものに関する説明は省略します)。
- Eclipseを起動する
- ワークスペースとして使用するディレクトリを指定する(例えば/Applications/MaxMSP 4.5/java-doc/ide/eclipse/X/mxj objects/)
- プロジェクト(Javaプロジェクト)を作成する
- プロジェクト・メニューからプロパティー→Javaのビルドパス→ライブラリのタブを開く
- /Library/Application Support/Cycling '74/java/lib/にあるmax.jarを外部ライブラリとして追加する
- ソースをサンプルなどからインポートする、あるいは新規に作成する
というこれだけで、特に面倒なことはありません。実際にここで生成した.classを使用する場合には、MaxMSP側での設定が必要になります。この設定は/Library/Application Support/Cycling '74/java/max.java.config.txtに記述することになります。このファイル中で二つのセミコロンでコメント化されている「max.dynamic.class.dir /Users/topher/myclasses」という部分をコピー&ペースとして、自分で作成したclassを置く場所のパスに書き換えます。
なお、Eclipseで作成したプロジェクトでは、標準状態では.javaと同じ階層(つまりプロジェクト・フォルダの中)にコンパイル後の.classも生成される様になっていますが、これはプロジェクト・メニューからプロパティー→Javaのビルドパス→デフォルト出力フォルダーを変更することで簡単に設定できます。この際、普通にディレクトリを作成するとプロジェクト・フォルダーの下の階層になりますが、「新規フォルダーの作成」ボタンを押し、「拡張」ボタンを押して、共通の出力フォルダーに指定したいフォルダーを選択した後に「ファイル・システム内のフォルダーにリンク」をチェックして「OK」ボタンを押すと、任意の階層に設定することができます。こうしておくと、max.java.config.txtには一カ所だけ、特定の場所を記述しておけば済みますので、結構簡単です。
※要望があればスクリーンショットも追加します。
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